ケムステ(Chem-Station)に投稿した「化審法」の記事が掲載されました。
日本最大の化学ポータルサイト“ケムステ(Chem-Station)"のスタッフになりました。学者ではありませんが、大学、大学院と化学を学び、化学に携わる仕事を30年以上続けてきましたので、何か伝えることができると思っての参加です。
そして、ケムステスタッフになって最初の記事が掲載されました。
「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の申請と試験の大変さ
ここからスタートです。
会社での経験を活かす記事
最初の記事の内容を色々考えたのですが、やっぱり企業での経験を活かして、これから就職して研究開発に携わる若い研究者に「こんなこともあるんだよ」と知らせるような記事にしたいと思いました。
そして思いついたテーマは、いつも苦しめられている「化審法」でした。
化審法の記事で伝えたかったこと
化学物質から、私たちの安全や環境を守るための大事な法律で、化学物質を製造販売するために必ず守らなければならないものです。
実際に化審法の対応をした人間でなければわからない大変さを伝えようとしました。
でも結局は「化審法とはどんなものか」説明するだけで、大変さまでは伝えることができたのか自信はありません。
対象読者を化学に携わる人として書いたので、詳細の説明は省いたのですが、それでも思っていた以上の分量になってしまい、言いたいことがぼやけてしまった気がします。
今後の記事をどうするか?
今後、どんな記事を書いていこうか試案中です。
私が30年続けた仕事は、プラスチックなどの高分子材料の開発です。
ケムステスタッフには高分子材料関係を専門とする人が少ないと聞いたので、そちらの方にシフトしていくことも考えています。
自分のブログでは、理系でない人にもわかるような記事を書いている(つもり)ので、ちょっと専門的な内容はケムステの方に書いていくことになると思います。
何しろ、化学を専門外の人にわかるように説明するのは難しく、最近ブログの方では物理の記事ばかり書いている状況です。
化学の記事を発表できる場ができたのは嬉しいことです。